【ほしの市に出ているあの人の素顔】file.3『OKAYU-BAR』飯尾みずきさん

浜松駅南にあるサザンクロス商店街で毎月第2日曜に開催している『浜松サザンクロスほしの市』。こだわりの食や物づくりをしている地元出店者を中心にスカウトした厳選型マーケットです。そして、そんな魅力的なものを作る出店者さん1人1人も、とてもユニーク! この『ほしの市に出ているあの人の素顔』では、出店者の素顔が垣間見える50の質問を用意し、回答してもらっています。 気になるお店の人の意外な一面を知ることで、より毎月のほしの市を楽しんでいただきたい。そして、そんな魅力的な大人が、働き・暮らすこの町をもっと誇りに思ってもらいたい! そんな想いで連載中です。


file.3『OKAYU-BAR』飯尾みずきさん

血液型は?

A型

何年生まれですか?

1984年生まれ

ニックネームは?

みいちゃん

今の居住地は?

浜松市東区

出身地は?

浜松市

何屋さんですか?

お粥専門店

この仕事一本ですか?兼業ですか?

兼業

今の仕事を始めて何年目?

2年目

この仕事を始めた経緯は?

やりたいことを探している途中で、知人に紹介された「第5回リノベーションスクール@浜松」に参加したのがきっかけです。スクールでの対象物件はサザンクロスの古い店舗でしたが、大きな改修が必要だったため屋台営業でとにかく始めようということになりました。お粥屋になった理由は、街中に小さい子どもを連れて外食し、子育ての息抜きができるお店が欲しかったこと、サザンクロス近辺はお年寄りも多いことから、赤ちゃんからお年寄りまでみんなが楽しめるメニューにしたかったことからです。

店名の由来は?

地域のおばあちゃんたち(婆:ばあ)の味を掘り起こし、子どもから若い人達にも食べてもらえるように、BARのような格好いいお粥屋さんにしたいという思いをこめていました。でも実際には、おばあちゃん達は恥ずかしがり屋さんが多く、おばあちゃんレシピは教えてもらえず。私ともう一人のメンバー永田の食べたいメニューを作っています(笑)。

看板メニューは?

「はまなこOKAYU」

看板メニューの魅力やこだわりは?

浜名湖の青のり、舞阪港で水揚げされるしらす、浜北の梅干し、浜松のネギをトッピングした浜松のめぐみたっぷりのお粥です。他のお粥と共通ではありますが、ベースとなるお粥には一晩かけてとった昆布出汁と、干し貝柱を使用しています。お米は浜松のブランド米「やら米か」、キヌムスメという白さと食味の良い品種を使用しています。

あなたの商品はどこで買える?

イベント出店のみで活動しております。次回の出店はインスタグラムでお知らせします。

仕事をするうえで大切にしていることを3つ挙げてください。

1.赤ちゃんからお年寄りまで誰でもたのしめるメニューにすること
2.旬の地元食材を利用すること
3.無理をせず、楽しめるかどうか

今の仕事でやりがいを感じるところは?

メニュー開発の過程で、知らなかった地元食材の情報が入ってきて、生産者さんのこだわりなどを知れること。赤ちゃん連れのお客さんに食べていただけること。「美味しかった」と言ってもらえること。

今の仕事で大変だと感じるところは?

屋台や材料の持ち運びが地味に大変です。イベントは休日のため、出店が続くと子どもの預け先に困ることがあります。

自分流のピンチの乗り越え方は?

頑張っている人のところに会いに行って話をすること。

これまでにやったことがある仕事やバイトは?

住宅営業、介護ヘルパー、宅配便のコールセンター、化粧品製造のライン、試食販売

あなたにとって「働く(仕事)」とは?

自己実現、困っている人の役に立ちたい

子どもの頃の将来の夢は?

本屋さん、森林官

子どもの頃はどんな子どもだった?

正義感が強く、融通が利かない面倒くさい子。まじめなんだけど、冗談が通じなくてすぐ怒っちゃう子。困っている人はほっておけない子。忘れ物が多い子。

好きな言葉は?

Let it be

好きな食べものは?

和食、酢

苦手なものは?

躍り食い

マイブームは?

着物を着ること、いろんな方の着物姿を見ること、絵本に登場する食べ物を作ること(画像下もそのひとつ)、梅干し・ぬかづけを漬けること

私の癒しはコレ!

子どもの笑顔、美味しいお茶を入れて飲む時間

休みはありますか?いつ?

イベントのない土日

休みの日は何してる?

子どものリクエストにできるだけ応えます。電車に乗ったり、浜松城で徳川武将隊をみたり、食べたいものを一緒に作ったり、行ったことのない公園に遊びに行っています。

何フェチですか? ( 人に理解してもらえないこだわりは?)

木材フェチ。
木の製品をみると、何の種類かと産地はどこかを知りたくなる。木のおもちゃも集めています。

あなたの意外な特技は?

百人一首を使う競技カルタ(漫画「ちはやぶる」の題材です)

チャレンジしてみたいことは?

着物の普段着化

行ってみたい場所や国は?

ニュージーランドのホビットの里、スイスの登山鉄道

おすすめの本は?

「木のいのち木のこころ」/西岡常一

「世界一素敵な学校」/ダニエル・グリーンバーグ

「日本人はどのように森をつくってきたのか」/コンラッド・タットマン

「空と風と星と詩」/ユイドンジュ

「KIMONO姫」

好きな音楽のジャンルやアーティストは?

斉藤和義、椎名林檎、ジョン・デンバー、合唱・ミュージカル曲全般

好きな映画、またはテレビ番組は?

ロード・オブ・ザリング/ピタゴラスイッチ

あなたに影響を与えた人は?

西岡常一(法隆寺宮大工の棟梁)

心がけている習慣は?

朝ご飯はちゃんと食べる

浜松の好きなところ、いいところは?

海も山も面白い野菜もたくさんあるところ、浜松駅で市民バンドや学生吹奏楽部の生演奏が聴けるところ、夏は毎週末どこかで花火大会があるところ

浜松でよく行くお店・お気に入りのお店は?

メープルハウス(東区の洋菓子店)、如是庵(細江の料理屋)
どちらも薄味で、素材の味を活かすのがすばらしいお店だと思います。

浜松や周辺エリアでオススメのエリアは?

天竜浜名湖鉄道。乗り放題チケットを買ってください。乗っているだけで海も山も野原も鉄道も駅舎も楽しめます。パンフレットを見ながら気になった駅でおりて散策するなど、ゆっくり沿線を堪能してほしいです

ほしの市はあなたにとってどんな場所?

好きなことを仕事にしている人達にたくさん会えて、元気をもらい、自分の「好き」に向き合える場所

サザンクロス商店街にどんなお店があったら嬉しい?

子どもを連れてお買い物できるお店

もしも一つだけ願いが叶うなら?

100年超えの古民家に住んで、半農半林生活で「やまんば」と呼ばれたい。

ほしいと思うドラえもんの道具は?

タイムマシン(江戸時代とか大昔に行って庶民の暮らしや山をみてみたい)

学生時代の自分に一言アドバイスするとしたら?

「親の言うことは気にせず、自分の興味を持ったことに貪欲になった方が良い」

今後の夢や目標は?

子育て世代の普段の生活を応援する、お総菜屋さんを開くことです。残念ながらイベント出店は現在の私のライフスタイルに合わないため、OKAYU-BARは縮小しつつ続ける予定です。



リノベーションスクールをきっかけに事業を開始された『OKAYU-BAR』飯尾さん。イベント出店を重ねたうえで再び立ち止まり、最近、お惣菜屋さん『らくさぽdeli』をスタートされました。今週日曜開催の「7月の浜松サザンクロスほしの市」では『OKAYU-BAR+らくさぽdeli』として出店するそう。ぜひ、こだわりのお粥や甘酒、お惣菜を楽しみつつ、飯尾さんともお話してみてくださいね。(文/島津順子)


《OKAYU-BAR data》

●InstagramID @okayubar
●facebookページ https://www.facebook.com/okayubar/


《7月の浜松サザンクロスほしの市》 

●2019年7月14日(日)
●開催時間/10:00~15:00
●会場/サザンクロス商店街(静岡県浜松市中区砂山町)
※雨天決行(屋根のあるアーケード商店街です)
 https://hoshinoichi.com/ 

  

浜松駅南local media「ほしの便り」

静岡県浜松駅南で毎月第2日曜日に開催している『浜松サザンクロスほしの市』を拠点に、この地域の魅力的な人・もの・こと、駅南エリアの情報を発信しています。

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